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ひとつの「白」で、暮らしを変える⑨

Update : 2022.03.20
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吉田裕美佳さん

インテリアデザイナー〈FLOOAT,INC.〉。人の動きや流れを考慮したデザイン、マテリアルやディテールに至るまで、居心地のよさを追求した空間づくりに取り組んでいる。

前回の記事はこちら

吉田さん的「愛着の湧く、白のプロダクト」の探し方。

1 光沢した〝白〟のアイテムは選ばない!
テカリがあるものはどうしてもチープに見えてしまいがち。光を抑えたものをインテリアに取り入れることで、一帯がぐっと上質になります。

2 素材を感じるもの、肌触りを重視して選ぶ。
白壁や白天井などで構成される白い空間では、素材をきちんと感じるものを置くことを意識します。するとノイズは消しつつも無機質には転びません。

3 〝可愛げ〟のあるフォルムや、使っているときに幸せな気持ちになるものを選ぶ。
日用品であれば、見た目だけでなく機能美も大切。使いやすさはもちろん、使っているときに気分が高揚するものを選びたいと思っています。

無印良品のやわらかポリエチレンケース+フタ
ポリエチレン製のケースは、フタをすれば据わりよく重ねることもできるので棚の中が美しく整う。「収納用品で無印良品に勝るものはないと思います。どんな棚にも合うモジュールが素晴らしい。オフィスでは書類ケースとして、自宅では食材のストック用として愛用しています」。ケース¥590 フタ¥290 (無印良品 銀座)W25.5×D36×H8cm

Thomas EyckのWater Carafe
オランダ人のデザイナーのアルド・バッカーによるセラミック製カラフェ。繊細な曲線を描く静黙な佇まいは、カラフェとしてはもちろん、オブジェとしても置きたい秀逸なデザイン。「〝機能美×人間の所作〟の共存を、これほどクリアしているプロダクトにはなかなか出会えません」。¥23,100(HOEK)約W25×D10×H10cm

Magisのスティールウッドスツール
ウッドとスティールという2つの素材を組み合わせたスツール。1枚の鉄板から部品を型抜きして曲げる工程を経ているので、インダストリアル感のないやわらかい印象。「強さと柔らかさという素材の二面性がいい。マットな白塗装をすることで、素材が剥き出しのタイプとは異なる新たな表情が生まれています」。¥58,300(Magis/Magis Japan)W39×D30×H78cm

 

 

撮影/草間智博〈TENT〉(静物)  取材・分/藤井そのこ 構成/松本朋子

※2021年10月発売号掲載当時の情報です。

 

 

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