HERS編集部員がおすすめする一品を毎週ご紹介。
お酒好きからスイーツ好きまで、部員の個性も垣間見れるかも!?
小生、春からピーマンの栽培をしています。
ゴールデンウィーク明けに苗を1株だけ畑に植えました。
最初に収穫したのは、約1カ月後の6月。ひとつだけでした。
ひとつだけ採れたって、なかなか料理には使えませんよね……。
〈やっぱり3株ぐらい植えておけば良かったのかな〉と、この時は思いました。
だがしかし!
その後、花は乱れ咲き、ポコポコポコポコと実が成るではありませんか。
9月末には1日でこんなに採れました↓。
こりゃあ愉快! ということで、たまにはこんなことをしてみたり……。
結局、1株から100個以上のピーマンを収穫しました。
収穫したピーマンはどうするかというと、小生がいちばん好きなのが「ピーマンと竹輪の短冊切り炒め」です。
油と塩でサッと炒めるだけ。
日本酒のつまみはもちろん、ピーマンのいい感じに青くさいところが白ワインにも好相性!
コリッとしたピーマンと弾力のある竹輪の食感も絶妙のバランスで、白いご飯の供としてもGOOD! です。
ただ、食べていて思ったのは、このピーマン、品種は覚えていないのですが、ご覧のとおりちょっと肉薄で縦長なんです。肉厚で大きめの、パプリカ寄りのピーマンが好きな向きには物足りないかもしれません。どちらかというと、大きめのシシトウ? というピーマンですから。
そこで思い出したのが、ナポリの家庭料理「シシトウのソテー」です↓。
上の写真は、パンツェッタ貴久子さん著『ちょっとオタクなイタリア料理』から。
イタリア南部のカンパニア州(州都・ナポリ)ならではの料理です。
シシトウとはいっても、ナポリのシシトウは大きめらしいです。貴久子さんが言うには、日本でいうと「万願寺とうがらし」のような感じなのだとか。
万願寺とうがらしといえば、縦長で大きいけれど、肉薄ですよね?
だったら小生のピーマンもこの料理に応用できるのでは? ニッポンのシシトウよりは大きいし、肉薄だし。
今度チャレンジしてみようかな。ナポリ風のピーマンソテー。
そんないろんな料理のアイデアが膨らむのがパンツェッタ貴久子さんの『ちょっとオタクなイタリア料理』です!