連載&レコメンド

お茶時間のお気に入りマグカップ5選

Update : 2020.04.29
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発売中の最新号では、『私だけの、ひとり時間。』と題して、多くの方に自分を整えなおす時間や、自分を甘やかすためのお茶とお菓子のお気に入り組み合わせを聞いてきました。

さて、担当した編集M(誌面を見れば名前が出ているのですが、松本…)。
30手前の独身一人暮らしなので、常にひとりの時間。
在宅勤務となり、本当に誰とも喋らない日が続き、どうも元気が出ない……。

アレができないから、コレができないから。人と会えないからと、
あーだこうだ言いたいことは山ほどありますが、
そうはいっても、なんとかこの現状で生活を送るしか無いのでして。
であれば、少しでも「自分」で「自分の機嫌をよく」させておきたいな!と……。

取材しておきながら、びっくりしていますが、
特集で取材した皆さんの「私を整える、私だけの小時間」をひとつひとつ試してみるだけでも、
かなり、気持ちが変わる……。

お風呂に入りながら読書をしたり……。
朝風呂をしてみたり……。
散歩の合間に公園でひとりでぼーっとしてみたり。そんなこと今までしたことありませんでした。

さて、そうは言っても、平日は仕事が。
ふと考えてみると、今の生活で、いちばん手にするものは、何かなって考えたら、たぶんマグカップなんですよね。
仕事中も、食事中も。
今、何よりも触れている。
そこで、一日のはじめに、
「今日はこのコップを使おう!」って気分で決めてみることに。
それまでは、棚の手前にあるもの、とか、洗ってそのまま水切りに置いてあったからこれでいいや。って適当に選んでいたのですが、ちゃんと選ぶようにしてみた。

そして、朝・昼・夜……そのときそのときの調子にあわせて、お茶を選んでみる。
(これは、誌面で取材した渡辺有子さんの整えなおし時間を真似してみて。)

これが、とっても、気分がいい!
見つけました! 私を整える、私だけの小時間を。
「コップとお茶を、毎朝選ぶ時間」。

大したことしていないんですが、毎朝、「今日はコレ!」って選ぶようにすると、頭がちゃんと起きるし、意志を持って(?)行動しているかんじが、嫌々この生活を送っているわけではないんだ! と思わせてくれるといいますか……。

さて、ということでお気に入りのマグカップとお茶を勝手に紹介します。

①エコパークポッテリーのマグカップ
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ピーター・シャイアーさんという方が主宰する「エコパークポッテリー」のもの。とにかくこの持ち手部分の可愛さに一目惚れして購入。1つだけではなあと立て続けにもう一つ購入。ポップだけどポップすぎない、ぽってりとしたこの色みが、気持ちを晴れやかにしてくれます。そして、びっくりするほど使い勝手がいい。どっしりとした重みと安定感で、まあ、まず倒さない! こぼさない! PCの横に置いていても安心なのも嬉しいポイントです。まだ2つしか持っていないのですが……もう何種類か集めたいなあと思っています。

②NY fefostudioのマグカップ
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多分、私は持ち手フェチなのでしょう。ニューヨーク土産でいただいたもの。斜め上に生えた持ち手が、愛おしすぎて、お気に入りです。ただ、こちら熱湯を注ぐとどうも熱すぎて持てない!(笑)ので、このコップを選んだ時は、少しぬるくなるまで待ってから飲むようにしています。でもまあ、可愛いから全てが許せてしまいます。

③NY Mociunで購入したマグカップ
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ブルックリン・ウィリアムズバーグのショップ通りで見つけた、ジュエリーとホームグッズを扱うお店で見つけたもの。やはりこちらも持ち手にアクセントが……。このお店が可愛すぎて、小一時間ずーっとどのマグカップにしようと悩んでいました、そういえば。(笑)
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こんな店内でした! かわいいがいっぱい。

④やまばれ陶房 神野泰子さんのマグカップ
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石垣島へ行った際に購入したもの。川平湾方面に工房はありました。海が一望できる場所。このカップで飲むと、石垣島のキモチイイ風を思い出します。旅に出ると、かならずそこの土地の器などを買うようにしているのですが、使うたびにその土地を思い出せるから、というのもあるのかもしれません。旅に出られない今こそ、こうした思い出が大事になってきます。

⑤小澤基晴さんのマグカップ
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小澤さんの作品はインスタグラムなどでしばしば見ていて、持つことに憧れていた作家さんのひとりです。とっても人気で、気がついた頃にはSOLD OUTになっていることが多く……。数年前に行なわれた、神楽坂 ラ・ロンダジルでの個展にて。この日は確か、仕事を巻きで終わらせて、ダッシュでお店に向かって……、なんとか間に合った〜。となったもの。

一人暮らし、というのもあるし、まだまだ他のいろんなことにもお金を使いたいと思っている、私。そんなにたくさんあれやこれやと器を買うことは正直できません。だからこそ、ひとつひとつに買ったときの思い出やその当時の気持ちが残っている。朝、「今日はコレ!」と選ぶとき、ほんの少しですが、その当時のことを思い出すのも、またいいのかもしれません。

そんなマグカップでよく飲んでいるお茶はこちら。

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右上)teapigs。海外土産でいただいて以来定期的に購入しているティーバッグ。就寝前の一杯に飲んだり、朝トーストとあわせて飲んだりすることが多いです。

右下)5月号でも紹介している、引田かおりさんおすすめのmitosaya薬草園蒸留所のBluestar Botanical blend tea。香りが素晴らしく……。まず香りを飲むようにしています。

左)こちらも5月号でも紹介している、arikoさんおすすめの西森園のさぬきマルベリーティー。桑の葉をつかったノンカフェインのお茶。ほんのり感じる甘みが好みです。

そのほか、台湾で買ったジャスミン茶や、阿里山茶、一保堂茶舗のいり番茶など気分にあわせて飲んでいます。

お茶を淹れる。当たり前の行動ですが、気持ち一つで、すーっと心地いい時間に変わるなあと気がつきました。最新号を読んで、ぜひ、自分にとっての心地よい時間を探してみてください。

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