モキチのブログ 「ひと皿」の向こう側

PROFILE

「モキチ」ことライター齊藤素子。銀座・泰明小学校卒業。OLやギャラリー勤務を経て、
1995年『VERY』創刊時にライター稼業を始める。食や旅のページを中心に雑誌やWEBで活躍中。
その一方で、世界初の腰痛専門WEBマガジン『腰痛ラボ』では編集長を務める。

【RESTAURANT】ひと皿の向こう側/SÉZANNE(セザン) 前篇

Update : 2021.08.21
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ロンドン、NY、パリ、香港、そして東京!

スターシェフによる心踊る“ひと皿”が続くコース

SÉZANNE

MAR_1176 SÉZANNEお料理

20217月、日本だけでなく世界の美食家から熱い視線が注がれるモダンフレンチ『SÉZANNE』がオープンしました。英国、米国、シンガポールから集結した、高い技術と志を持つ料理人チームを率いるのは、2020年「アジアのベストレストラン50」で4位に選出された『Belon(ベロン)』(香港)でヘッドシェフを務めたダニエル・カルバート氏。イギリス出身のカルバート氏は、ロンドン、ニューヨーク、パリ、香港の名だたる名店を経て東京へ。33歳の若きスターシェフが創り出すフランス料理の世界に注目が集まっています。

今回ご紹介するひと皿は、コースの最初に供される「RADIS BEURRE(ラディブール)」。新鮮なラディッシュの辛味をバターで和らげ塩で食すお馴染みの料理も、カルバート氏の手にかかれば繊細で美しいひと品に。ボルディエハーブバターを纏ったラディッシュを葉っぱごとパクリ。小さなひと粒にどれだけ緻密な手仕事が施され、計算されたバランスが絶妙の味わいを生み出しているかがわかります。

さあ、繊細で美しく、エキサイティングなコースの始まりです!

 

 【DATA】

SÉZANNE(セザン)

東京都千代田区丸の内1-11-1フォーシーズンズホテル丸の内 東京7F

03-5222-5810

営業時間:12:0014:00L.O.13:45

     18:0020:00L.O.18:30

休:月・火

ランチ¥12,018(税サ込)30,993(税サ込)、ディナー¥30,993(税サ込)

※202171OPEN

※東京都からの要請に応じ、終日酒類の提供は行われていません。

 ※新型コロナ感染拡大防止対策の影響により、

営業時間や定休日は変更になる場合があります。

 

 

取材・文/齊藤素子 構成/中村 亮

 

「ひと皿」のさらに奥深い向こう側につづく……

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