モキチのブログ 「ひと皿」の向こう側

PROFILE

「モキチ」ことライター齊藤素子。銀座・泰明小学校卒業。OLやギャラリー勤務を経て、
1995年『VERY』創刊時にライター稼業を始める。食や旅のページを中心に雑誌やWEBで活躍中。
その一方で、世界初の腰痛専門WEBマガジン『腰痛ラボ』では編集長を務める。

【RESTAURANT】ひと皿の向こう側/古澤亭 後篇

Update : 2020.11.23
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リストランテのクオリティの料理が
手軽に楽しめるフランチャコルタバール 

 今年の7月、目黒の権之助坂商店街にオープンしたフランチャコルタバール『古澤亭』。リストランテのクオリティの、とびきり美味しい料理が手軽に楽しめる店としてすでに人気です。

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この細長いカウンター内の限られたスペースで、店主の古澤正広さんによってあっと驚くような美味しい料理が作られ、次々と運ばれていきます。

メニューは定番料理と、ほぼひと月で変わる旬の食材を使った季節の料理があります。例えば、オープン当時に大人気だったという稚鮎を使った春巻きも来年の初夏までおあずけです。私が個人的に感激して、また食べたいと思っている(と、いうメニューはたくさんありますが)「ハモの片面カツレツ」も然り。

メニューはこちら。(※旬の食材を使った料理は終了しています。また来年!)

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小皿料理は目を疑う600円。あれもこれも食べてみたくなります。

 

店内をもう少し詳しくご紹介しましょう。

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 1階にカウンター席と2人がけのテーブル席が2つ、地下は6人が座れるテーブル席、そして、2階にも個室があります。屋根裏部屋みたいで落ち着きます。所々に飾られているマーク・ロスコーのモダンなポスターがシンプルなインテリアに色を添えています。

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前編でご紹介したのはこちらの「白トリュフのタリオリーニ」(時価・税別)。パスタが隠れるほどの白トリュフが!漂う豊かな香りも半端ではありません。

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そして、こちらは「カツオとブッラーターチーズのミルフィーユ」(¥600・税別)。

このカツオは戻り鰹を使用。脂がのって濃厚な味わいの戻り鰹とブッラータチーズを重ねて、フルーツトマトのソースをたっぷりかけたひと品。鰹の濃厚な旨みとチーズのクリーミーさ、トマトのかすかな酸味と甘さ……すべてが絶妙のバランスで混ざり合います。

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メインの「えぞ鹿のステーキ」(¥2,400)は、バルサミコと山椒のソースで。ごぼうの食感が柔らかな鹿肉のアクセントになります。しっかりと噛み締めてゆっくりと味わいたいひと品です。 

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そして、繊細でふくよかな味わい、口当たりも滑らかなフランチャコルタを是非とも味わってください。フランチャコルタの代表格、カ・デル・ボスコ社からお勧めを3種。右から「フランチャコルタ キュヴェ プレステージ NV」グラス¥900、ボトル¥6,000(ともに税別)、「フランチャコルタ キュヴェ プレステージ ロゼ NV」ボトル¥12,000(税別)、そして、創設者の母親の名前を冠した最上級キュヴェ「フランチャコルタ キュヴェ アンナマリア クレメンティ」ボトル¥30,000(税別)。 

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そして、こちらはイタリア北部のトレンティーノ・アルト・アディジェ州にあるイタリア唯一のプーニ蒸溜所で作られるモルトウイスキー。初リリースは2015年です。ボトルがかっこよくて、棚に並んでいるだけで絵になります。

右・白ワイン樽で5年間熟成させた「プーニ ヴィーナ」、左・バーボン樽で5年間熟成させた「プーニ ゴールド」。主にハイボールで提供されていて、じわじわと人気が高まっています。 

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『アンテプリマ カーサ・クチーナ』ではコース料理を提供していた古澤さんですが、アラカルトで料理を提供する『古澤亭』の、リストランテとは真逆ともいえるスタイルに抵抗はなかったのでしょうか? 

「コースでは、お客様を飽きさせないように食材の持ち味を生かしながら味に変化をつけて、全体の流れを考えて組み立てなくてはなりません。それがコースの難しさであると同時に楽しさでもありました。ここでは僕自身、お酒が大好きなので(笑)、ワインと一緒に味わうならどんな料理がいいだろう、きっとこんな料理がいいはず、そんな風に考えて料理を作っています。自由で楽しいですよ。」(古澤さん)

その楽しさは料理から、そして店に集う人々の笑顔から伝わってきます。多彩なメニューで楽しませ、クオリティの高さで驚かせてくれるフランチャコルタバールです。

 

 

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  【DATA】

古澤亭

東京都目黒区目黒1-6-12
☎080-8556-4236 16:00
23:00
不定休
※202071OPEN

 前篇はこちらから

撮影:牧田健太郎 取材・文/齊藤素子 構成/松本朋子

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