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【レシピ】ツレヅレハナコさん おうちで〝青森宴会〟③しょうがみそおでん

Update : 2021.11.09
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ツレヅレハナコさんが愛してやまない東北。
なかでも青森が大好きということで郷土料理にハナコ流のアレンジを加えて、青森宴会を開催!合わせて青森から取り寄せるお気に入り食材もご紹介します。

 

VOL.3 しょうがみそおでん

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青森おでんの特徴は、しょうがをきかせた甘みそだれをつけること。白こんにゃくや根曲がり竹が入っている点も要注目。「ハッとしたのは、昆布と煮干しでとる出汁。どこはほっとする味になります」。

しょうがみそおでん

【材料】 

[具材]

  • 大根…8cm分
  • 白こんにゃく…1枚
  • さつまあげ…4枚
  • うずらの卵…12個
  • ミニトマト…12個
  • ボイル帆立…4個
  • 根曲がり竹(水煮)…8本
  • 生わかめ…200g

[煮汁]

  • 煮干し…15尾
  • 昆布(3×5cm)…1枚
  • しょうゆ…70ml
  • 酒、みりん…各3/4カップ
  • …小さじ2
  • …3リットル

[しょうがみそ]

  • しょうがのすりおろし…30g
  • みそ…100g
  • 酒、みりん…各1/2カップ

 

【作り方】

1.煮汁を作る。鍋に水、煮干し(頭と内臓は取り除く)、昆布を入れて3時間以上置く。中火にかけて沸騰する直前に煮干し、昆布を取り出し、煮汁の調味料を加える。

2.大根は2cm幅に切り、十字に切り目を入れる。白こんにゃくは下茹でして格子状に切り目を入れ、三角に切る。うずらの卵、ミニトマト、半分に切ったボイル帆立はそれぞれ竹串に刺す。煮汁にわかめ以外の具材を入れ、落し蓋をして沸騰させないよう弱火で30分ほど煮る。わかめは温める程度でOK。

3.しょうがみそを作る。小鍋に酒とみりんを入れて中火にかけ、アルコール分がぬけるまで3分ほどわかす。しょうが、みそを加え混ぜ、とろみがつくまで煮詰める。おでんの具材にしょうがみそをかけていただく。

ハナコ流アレンジ
うずらの卵とミニトマトの串刺しを入れたのはハナコ流。「鹿児島のおでん屋でわかめを入れていたのが気に入ったので、追加しちゃいました」。

【PROFILE】
ツレヅレハナコ
食と酒と旅を愛する編集者。著書に『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(小社刊)「台所が2つある家」を一人で建てた顛末を綴った『女ひとり、家を建てる』(河出書房新社)など多数。

 

撮影/伊藤徹也 スタイリング/駒井京子  取材・分/加藤郷子 構成/松本朋子

※2020年10月発売号掲載当時の情報です。

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