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【レシピ】野口真紀さんの夏じゅう使える常備薬味①ナンプラー×青唐辛子

Update : 2021.07.31
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夏じゅう使える〝常備薬味〟

Vol.1 ナンプラー×青唐辛子

「のせるだけ」「混ぜるだけ」「かけるだけ」。たった1ステップで、いつもの料理に彩りを与えてくれる常備薬味を料理研究家・野口真紀さんに教わりました。

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【材料】 作りやすい分量 保存期間は約1ヵ月

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  • 青唐辛子…20本
  • ナンプラー…150ml
  1. 青唐辛子はヘタを切り落とし、小口切りにする。
  2. 清潔な保存容器に1とナンプラーを入れて冷蔵庫で一晩おく。

ナンプラー×青唐辛子メニュー①:目玉焼きのっけ丼

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ナンプラーのエスニックな香りが、定番おかずの表情を豊かにします。黄身はとろっと半熟に焼いて、フレッシュな青唐辛子に和えるようにして食べるのがおすすめ。

【材料】1人分

  • あたたかいごはん…1膳分
  • 卵…1個
  • オリーブオイル…少々
  • ナンプラー青唐辛子…適量

【作り方】

  1. フランパンにオリーブオイルを中火で熱し、卵を割り入れて目玉焼きを作る。
  2. 茶碗にご飯を盛り、1をのせる。ナンプラー青唐辛子をかけていただく。

ナンプラー×青唐辛子メニュー②:鯛の昆布締め

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刺身にさっとかけるだけで手の込んだ味に早変わり。昆布で締めることで弾力が生まれ、上品な味に。マグロや貝にもよく合います。

【材料】2人分

  • 鯛の刺身…10切れ
  • 昆布(5×8cm)..2枚
  • 塩…適量
  • 香菜…適宜
  • ナンプラー青唐辛子…適量

【作り方】

  1. 昆布は酒(分量外)を含ませたペーパータオルでふいて湿らせ、1枚の昆布に鯛をのせる。全体に塩をふって、もう1枚の昆布をのせてラップで包み、冷蔵庫で1晩おく。
  2. 鯛を器に盛り、ナンプラー青唐辛子をかけて好みでざく切りにした香菜を添える。

ナンプラー×青唐辛子メニュー③:イカとねぎの青唐辛子炒め

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味が決まりにくい、炒めものの救世主。ナンプラーの強い旨みと、唐辛子の辛みが食材に調和して、食欲を刺激されること必至です。仕上げにかけるだけだから手軽。

【材料】2~3人分

  • イカ(小)…4~5杯
  • 長ねぎ..1本
  • しょうが…1片
  • 太白ごま油…大さじ2
  • 塩、こしょう…各適量
  • ナンプラー青唐辛子…大さじ1~

【作り方】

  1. イカは内臓を取り除いて下処理をし、輪切りにする。長ねぎは粗く刻み、しょうがはせん切りにする。
  2. フライパンに太白ごま油、イカ、しょうがを入れて中火にかけ、イカに火が通ったらねぎを加えて全体を炒める。塩、こしょうで味をととのえ、ナンプラー青唐辛子をかける。
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野口真紀
料理研究家。料理雑誌の編集者を経て現在の道へ。家族が喜ぶ定番おかずから、ワインに合うおつまみまで、幅広いレパートリーを持つ。著者多数。著書に『野口真紀のわたしの好きなトマト料理』(誠文堂新光社)。
※本記事は、2019年8月号で掲載したものの抜粋です。
撮影/邑口京一郎 取材・文/高田真莉絵 構成/松本朋子

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