北海道のほぼ中央に位置し、晴天率の高いサホロ。とかち帯広空港からも車で80分と近く、初級者から上級者までが楽しめる全21の多彩なゲレンデコースが人気です。
クラブメッド・北海道 サホロは、そのサホロ岳の麓に位置する、オールインクルーシブのスキーリゾートです。今回、全208室の内装デザインとメインレストランが拡大リニューアルしたというニュースを聞き、行って参りました。
1回目は、いちばんの楽しみの飲食編をレポートします。
クラブメッドでは、食事は朝昼晩、全てオールインクルーシブ。クラブメッド・北海道 サホロには、ビュッフェスタイルのメインレストラン「DAICHI」と、鍋料理を提供するスペシャリティレストラン「MINA MINA」(一部有料)、ドリンク類から遅めの朝食やおやつ、軽食もいただけるバー「WAKKA」、3つのダイニングが用意されています。
まずメインダイニングに入って驚くのは、お出迎えのG.Oたちの明るさ! G.Oとは、ジェントル・オーガナイザーの略称で、クラブメッドで働くスタッフの総称です。レセプショニストやウェイター、スキー&スノーボードのインストラクターやバーテンダー、時には夜のショーに出演するエンタテイナーにもなります。世界各地から集まってきたG.Oはとにかく楽しませ上手で、一緒に食事をしたりお酒を飲んだり交流することで、ここでの滞在が忘れられないものに。
そして、今回拡大リニューアルしたメインダイニングの内装も色鮮やか!
元から人気だった赤いダイニングに加え、リニューアルによりミントブルーのダイニングスペースが拡大されました。その日の気分で過ごしたい空間を選べます。どの方角から見てもガラス窓から白い雪景色が楽しめ、美味しい食事をいただきながら、北海道の自然を満喫できるのが嬉しい!
シェフが調理しているところを間近で見られる「ライブクッキングステーション」のあるビュッフェスタイルで、世界各国のシェフが作る国際色豊かな料理の数々に、つい目移りしてしまいます。夜は特にメインディッシュのクオリティ、こだわりがすごい! 北海道の食材を使いながら、中華、インド、フレンチ、和食など様々な料理が並び、毎日違った楽しみ方ができます。
朝は光がきれいに入るダイニングで、思い思いにビュッフェで好きな食事を選んでは、その日の雪の状態を窓越しに見て、スキープランを立てるのも楽しい。
もうひとつぜひ滞在中一度は訪れたいのが、スペシャリティレストランの「MINA MINA」。北海道の食材をふんだんに使ったお刺身盛り合わせや鍋のコースが用意され、ビュッフェとは趣向の違う食事を味わえます。ゆっくりと静かに食事を楽しめる空間です。
そして、食事が終わったらバータイム!
こちらのバー「WAKKA」は、朝からソフトドリンクもお酒も提供する、オールデイバースタイル。日中は軽食を食べたり、スキー後のひと休みに。夜はお酒を飲んだり、フロアで音に合わせて踊ったりと、さながら社交の場です。G.OたちがバーテンダーやDJ,ショーアクターをしているので、さっきまで一緒に食事をしていた人がカウンターの中にいて、お酒を作ったりしてくれるかもしれません!
カクテルももちろん、すべてインクルーシヴ。シャンパンやワイン、ウィスキーなど一部有料のボトルもありますが、基本的にはお支払いを何にも気にせず、好きなだけ飲むことができるのが大人には最高です。
結局、帰るシャトルバスの時間が来る間際まで、バーでビールをいただきました。スキーを楽しんだ後の体に、スーッと沁み入る生ビール。クラブメッドの旅は、本当に食事もお酒も料金の心配なく、滞在する一人一人のオーダーメイドな食事体験が叶います。それだけでも十分価値のある、サホロへのスキー旅行。ぜひ体感しに行ってみてください。次回は、スキーアクティビティ編です。
撮影/長谷川 潤 取材・文/山田麻琴