モキチのブログ 「ひと皿」の向こう側

PROFILE

「モキチ」ことライター齊藤素子。銀座・泰明小学校卒業。OLやギャラリー勤務を経て、
1995年『VERY』創刊時にライター稼業を始める。食や旅のページを中心に雑誌やWEBで活躍中。
その一方で、世界初の腰痛専門WEBマガジン『腰痛ラボ』では編集長を務める。

【RESTAURANT】ひと皿の向こう側/HOPPERS(ホッパーズ) 前編

Update : 2022.05.14
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スリランカの伝統的な味、料理法を継承しながら

新しいスリランカ料理のスタイルを発信する店

HOPPERS

再活性化プロジェクトが進行中の日本橋兜町に、しびれるくらい魅力的なお店がオープンしました。洗練された空間でモダンスリランカ料理が味わえる店「HOPPERS」です。店名はスリランカの伝統的な軽食の名前に由来。スパイス料理の魅力を新しいスタイルで発信し続けてきた押上の人気店「スパイスカフェ」の姉妹店と聞けば期待は高まります。ご紹介するひと皿は、ランチタイムに供されるランチプレート、“ハレの日に食べるライス&カレー”です。ライス&カレーとは、スリランカの定食のことで、12種類のカレーと34種類の定番的な惣菜が盛り付けられるのが一般的ですが「HOPPERS」では、おかずが910種類とちょっと贅沢。カレーは34種類の中から選びます。「ライス&カレーはバランスがすごく大事です。塩味、甘味、酸味などのバランのいいプレート=いいライス&カレーです」(オーナーシェフ・伊藤一城さん)

野菜がたっぷりと使われているのも魅力。さまざまな食材の個性を生かし、まとめる、スパイスの魅力に改めて感動するはず。日本とスリランカの料理人のフィルターを通して表現される、ほかではなかなか味わえないモダンスリランカ料理を、日本橋兜町から世界に向けて発信します。

「ひと皿」のさらに奥深い向こう側、後編に続く・・・

 

DATA

HOPPERS(ホッパーズ) 

東京都中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 1F

☎03-6890-1547

営業時間:11:0015:0014:00 L.O.)、18:0023:0020:30L.O.

休:水曜

「ライス&カレー」¥1,650 ※提供はランチタイムのみ

ランチは「ライス&カレー」(¥1,650)、ディナーはコース(¥6,600)を提供。

 2021126OPEN

 

 撮影/牧田健太郎、取材・文/齊藤素子、構成/中村 亮

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