一年前に義母、そしてこの夏に実母が病気になり、家族で協力して介護や病院通いをするようになったかと思えば、私も腰のヘルニアと診断されてしまって。立て続けに家族が体調を崩してしまったことで、「健康」のありがたみを実感するようになりました。このままじゃいけない、もっと「健康」に関してきちんと向き合おうと考えて、日々の食事を見直すことにしました。
まずは、糖分と塩分に注意して、野菜中心のメニューに変え、必ず発酵食品を食べることにしました。発酵食品は体にいいですし、私の大好物ばかりなので、気軽にプラスできています。たとえば、朝食には、チーズとヨーグルト。納豆、キムチ、糠漬け、お味噌汁、鰹節などは白いご飯に合うので手軽に食べられます。昼食や夕食時にもよく食べるようにしています。夜の晩酌には、外でも家でも大好きなワインを飲むので、おつまみは大好きな生ハムやサラミやチーズ、アンチョビやピクルスなど、発酵食品を意識的に食べるようにしています。
また、酒粕はオーブントースターで炙るだけで気楽なおつまみになりますし、お味噌汁やシチューに入れるとコクがでるし、粕汁にしたりして食べているので、最近は常備しています。また、水は水素水に変えました。以前はペットボトルを買って飲んでいましたが、今は顆粒タイプにして、飲む分にだけプラスしています。お水だけでなく、コーヒー紅茶やお料理に入れたりもできて、愛用中。
食べ物に気をつけたおかげか、季節の変わり目に体調を崩すことが多かったのに今年はすごく快調です。食材を吟味したり、ほんのひと手間を加えてお料理したり、「食」を見直すことで、食べることもお料理することも今まで以上に楽しめるようになりました。
(山城裕見子・52歳)