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【東京アートパトロール】ようこそ!お菓子の国へ —日本とフランス 甘い物語—

Update : 2020.10.15
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今週のアートパトロールは、甘い歴史を探りに、とらや 赤坂店の地下にある「虎屋 赤坂ギャラリー」へ。
ここで現在開かれているのが「とらや パリ店」40周年を記念した企画展『ようこそ! お菓子の国へ』です。

テーマは、日本とフランスのお菓子比べ。

それぞれの国のお菓子の歴史やお菓子文化を支えてきた人物紹介、ガレット・デ・ロワの中に忍ばせる貴重なフェーブの展示などが、パステルカラーの空間の中にセンス良く並べられています。

赤坂 Paris40 1

赤坂 Praris40 2

なかでも私が面白かったのは、お菓子の歴史に関する展示。

中世ヨーロッパでは砂糖が貴重だったこともあり、お菓子が王族の権威や財力をアピールするための外交ツールとなっていたことや、プロテスタントとカトリックが敵対した宗教戦争を経て、カトリックの国としての歴史を歩んだフランスでは美食が許容され、お菓子が発展したという説。

日本では1960年代、家庭用の冷蔵庫も普及したことから、水羊羹がお中元として一気に普及した背景など興味深かったです。

また、パリのとらやで長年腕をふるってきた日本人の職人さんと日本のピエール・エルメ・パリのシェフが語る映像も、プロとしてお菓子をつくる覚悟や外国で自国のお菓子を普及させる過程の苦悩や奮闘ぶりが伝わり見応え充分、必見。

お土産には、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションで誕生した小形羊羹『イスパハン』のを。

最初甘酸っぱいフランボワーズが香り、食べ進めていくうちにライチの風味が広がり、最後にはバラの香りが立ち上り、とらやの羊羹らしいしっかりとした甘みが感じられる、「お菓子の現在」を教えてくれる味でした。

こちらはとらや全店のほか、ピエール・エルメ・パリの一部店舗で11月上旬ころまで購入可能です。
一口羊羹

ピエール・エルメ・パリの代表作とも言えるフレーバー「イスパハン」の風味を生かした小形羊羹『イスパハン』。1368

 メインビジュアル

DATA

会期:2021411日(日)
場所:虎屋 赤坂ギャラリー (とらや 赤坂店地下1階)
東京都港区赤坂4-9-22
開場時間:平日 9:0019:00、土・日・祝日9301800
入場無料
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/news/detail/?nid=785

 

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