「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」。
ノックを打つのは、銀座にあるワインセラーローゼンタールの店主・島田由美子さん。
春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中の具材が変わることで、ファンも多いのです。まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。
巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
限界を超えるような暑さだった今夏。その疲れがどっと押し寄せてきて、やたらにネバネバトロトロしたものを欲しています。気のせいかもしれませんが、食べるとちょっと調子が良くなるような気がして。健康を気にしつつも、でも、飲みたい。酒好きの永遠の議題ですね。残暑で痛めつけられた体を癒してくれそうな、ネバトロ春巻きを2本連続でお届けします。
【材料】3本分
【作り方】
1.なめこはさっと湯通しする。冷めたらキッチンペーパーで水けをよく拭き取り、豆板醬、みじん切りにしたニンニクと和える。
2.モロヘイヤは粘りが出るまで包丁で叩く。
3.春巻きの皮の上にモロヘイヤを載せたら1を置き、しっかり巻く。
4.フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で温めたら春巻きを並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。
5.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら、油を良く切って半分に切り分ける。
【合わせたいお酒】
冷やした赤ワインを炭酸水で割って。邪道と言われても、日本の高温多湿な季節には美味しいのです。赤いベリー系の果実味がある、軽めで手ごろな価格帯のもので。樽を効かせているタイプは向きません。
【ポイント】
【動画でも作り方を紹介しています】
桃と豆腐の春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。J-WAVE 「KURASEEDS」でもハルマキ100本ノックについて紹介いただきました!
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子