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【Flower cycle Art】7月の花 バラ/①生花で楽しむ

Update : 2022.07.01
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花が一輪あるだけで、空間は華やぎ、心癒され優しい気持ちになれるもの……。
わかってはいても、すぐ枯れてしまうなどの理由から、買うことを躊躇してしまう方もいらっしゃるでしょう。
だけど、生花ではもちろんドライフラワーとしても、長く花を楽しめるなら?
フラワーサイクリスト・河島春佳さんが、新しい“花のある暮らし”をレクチャーします。

現在、品種だけでも3万以上あると言われる、大人気の「バラ」は、赤・ピンク・黄色・白・緑などカラーバリエーションも豊富。
チューリップなどの球根系の花に比べて水分量が多くないので、ドライフラワーにも向いています。
写真のように、花びらの先端がピンクで、根元に近づくにつれて白くなっていくようなグラデーションタイプもありますが、ドライにしても比較的、色がくっきり出るので、バラは生花でもドライでも「色」を楽しめる花と言えます。

POINT1 「水切り」は茎の繊維を潰さないようにする


繊維を潰すように茎を切ると水が上がりにくいため、水中で花専用のはさみを使いスパッと斜めにカットする。

河島さん愛用の花ばさみは「坂源」

>>アルスコーポレーション 業務用花はさみ フルール(ブラック)FP-17-BK

POINT2 茎は最初長めで徐々に短く


花を長持ちさせるために、水切りは毎日するのがベスト。茎が短くなってきたら、長さに合わせて花瓶も変えましょう。ジャムの瓶や小皿に入れても可愛く飾れます。

来週は……
生花で楽しんだバラを、「ドライフラワーとして楽しむ」方法をご紹介します。

【バックナンバーはこちら】
6月の花 紫陽花(アジサイ)①生花で楽しむ
6月の花 紫陽花(アジサイ)②ドライフラワーで楽しむ
フラワーサイクリスト・河島春佳さんの花(はな)しvol.1


【プロフィール】
河島春佳さん フラワーサイクリスト
株式会社RIN代表。長野県生まれ。生花店の短期アルバイト時に、廃棄される花の多さにショックを受けたことから、フラワーサイクリストとしての活動を始める。

https://lossflower.com/about

Instagramharuka.kawashima

撮影/山田英博 取材・文/篠原亜由美 

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