もともとハーブ使いには定評のある料理家、冷水希三子さん。
高知のハーブ専門農家「まるふく農園」のハーブに出会い、ハーブの力を再認識。日々の食卓にハーブを取り入れる方法を教わりました。
夏を越したバジルは葉が硬くなり、その分香りも強くなるので、むしろペーストや加熱調理向き。定番のジェノベーゼソースを茹で魚のソースに。グラグラ煮立たせず、静かに茹でた魚は臭みがなく旨味もたっぷり。タラのほか、鯛や鯖でも。
【材料】 2人分
【作り方】
2. 鍋にBを入れて火にかける。沸騰したら白身魚を加え、表面が揺れる程度の火加減で8分ほど茹でる。
3. 2の魚に1のソースをかけ、好みで塩をふったり、レモンを絞る。
※ジェノベーゼソースは冷蔵保存できるが、1週間程度で食べきるのが理想。
まるふく農園
バジルやイタリアンパセリ、ローズマリーなどの定番ハーブから、カレーリーフやホーリーバジルといった稀少なものまで、約100種類ほどのフレッシュハーブを農薬も肥料も一切使用せず栽培。食用のほか、観賞用ハーブ、ハーブの苗、ハーブブーケの販売も。
住所 高知県高知市福井町512-1
☎ 088-875-3826
時間 11:00~17:00
休日 日曜
http://www.maruhuku.noen.biz/
【PROFILE】
ひやみずきみこ
料理家。料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を中心に、書籍、雑誌、広告などで活躍。ホテルの朝食メニューの提案も行う。
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撮影/加藤新作 取材・分/和田紀子 構成/松本朋子
※2020年10月発売号掲載当時の情報です。
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