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【レシピ】いつもの料理を10分で ⑥コロッケ

Update : 2021.02.11
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しっかりと時間をかけて作る日もあるけれど、それでは毎日がまわらない……。
とはいえ、時短料理は溢れているけれど、
ただただ短い時間で料理ができればいいと思っているわけではない……。

「なぜ」このやり方なら、10分で作れるのか?
「どこ」さえおさえていれば、味の要が守れるのか?
理由を知っていれば、レシピを見続けなくてもサッと作れるようになる。

料理研究家の上田淳子さんに、(ほぼ)10分で作るための、省いていい部分・守るべき部分を教えていただきました。

もちろん、時間をかけて作るレシピは素晴らしいけれど、
日々の小さな幸せには、こういったレシピも必要だなと感じるのです。

Vol.6
コロッケ

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コロッケを食べたいと思ったとき……。
冷凍のコロッケや、お店で買ったものを食卓に出す人も多いのではないでしょうか?
もちろん、それもひとつの選択肢です!
おうちでコロッケを一から作るのもまた一つの選択。
そして、もう一つ。
”ジャガイモと挽肉。そして千切りキャベツ、ソース”が揃った簡単にできる手料理。
そんな「コロッケを食べたいときに持っておきたい第三の選択肢」
を考えていきます。

毎日の食事は、自分が(家族が)食べたいものと、作る人の今日の心の余裕、時間の余裕を考えて、足し算引き算していけばいい。買ってきたコロッケも、一から作るコロッケもその間をとった”第三のコロッケ”も、どれが上で、どれが下はありません。毎日の食事は、マラソン。力を抜いたり入れたり。その加減を楽しめばいいと思います。

今回は、コロッケを食べたいときの一つの選択として、

およそ10分でできる”焼きコロッケ”を紹介。

フランスの家庭でよく食べられている”アッシェ・パルマンティエ”からヒントを得て考えたレシピです。

ほぼ10分で作れるのには、理由がある…!
おさえどころ・諦めどころ

POINT1
コロッケの標準型にとらわれない!
具材は混ぜない、丸めない(いわゆるコロッケ型にしない)

茹でたジャガイモに、炒めた挽肉と玉ねぎを合わせて小判型に丸めて、小麦粉を薄く表面につけて、溶き卵を絡めて、パン粉をつけて…揚げる。とにかく、揚げるまでの工程が多い! そして、フライパンにボウルにバットに……と、使う道具が多く、キッチンが汚れやすく洗い物も多く……であれば買った方が楽! と思うのは当たり前。
ほぼ10分で作るとするならば、小判型に丸めることをやめましょう! 具材も混ぜずに、炒めた牛挽肉と玉ねぎ、茹でた(今回は電子レンジで)ジャガイモ、そして、パン粉。それぞれを独立させてみませんか? ”こうでなくちゃ”という感覚を取り払ってみて。

POINT2
揚げない!

揚げ油の処理が面倒。というのも、揚げ物料理を避けたくなる理由の一つだと思います。
今回の10分コロッケでは、揚げません!
潰して牛乳を加えて滑らかにしたジャガイモの上に、サラダ油を絡めたパン粉をのせてトースターで焼くだけ。びっくりするほど、サックサクに仕上がります。揚げるよりもヘルシーですし、失敗知らずです。

このパン粉をのせてトースターで焼いたジャガイモと、炒めた牛挽肉・玉ねぎ、そして、千切りキャベツをお皿に盛るだけで完成です!

焼きコロッケ 

【材料】※2〜3人分

  • ジャガイモ…小2個(200g
  • 牛乳…50ml
  • タマネギ…1/2
  • 牛挽肉 150g
  • パン粉 1/2カップ
  • サラダ油 大さじ2
  • 塩、こしょう…適量
  • ウスターや中濃など好みのソース
  • 千切りキャベツ(もちろん市販のものでOK)…適量

【作り方】

1.タマネギは薄切りにする。ジャガイモは皮をむき、ラップで包んでレンジに5分かける。

 2.フライパンにサラダ油を弾き強めの中火にかける。タマネギを入れ1分ほど炒めしんなりしたら挽肉を入れ火が通ったら塩、こしょうで味を調える。

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先に炒めてしんなりさせた玉ねぎをフライパンの端に寄せて、牛挽肉とは混ざらないように炒めましょう。玉ねぎの香りが肉に移らず、肉の旨味が際立ちます。また、玉ねぎの水分が邪魔をして、肉の火入れ時間が長引いてしまうことも避けます。

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 3.1のジャガイモをラップごとふきんで包んで滑らかにもみつぶす。耐熱皿に入れ、牛乳を加えて混ぜ、サラダ油を絡めたパン粉を全体に振りかける。オーブントースターで焼き目がつくまで3分ほど焼く。

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もみつぶしたジャガイモに牛乳を加えて、フォークの跡が付くくらいの滑らかさになるまで混ぜ合わせる。

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 4.皿に千切りキャベツとをのせ、を挽肉にかぶせるように乗せる。好みのソースを添える。

 

【バックナンバー】

ミートソース

茶碗蒸し

ハンバーグ

ビーフシチュー

グラタン

 

【PROFILE】
上田淳子:料理研究家。スイスやフランスのレストランで修業を積み、現在の道へ。食育の活動も行う。著書多数。新刊は『ごちそうしたい、ほめられたい 実は簡単! ハレの日ごはん』(NHK出版)、『上田淳子のチキンスープ − 鶏肉=具材、スープ。簡単、本格的。』(グラフィック社)

 

撮影/大森忠明 文・構成/松本朋子

 

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