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【レシピ】料理家ワタナベマキさんの「私の愛するすり鉢レシピ」⑨

Update : 2021.01.30
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料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。

今回使うすり鉢は、お椀としても使える深さのあるもの。
土っぽさが残る、ワイルドな印象の片口すり鉢です。

 

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かぼちゃとドライトマトのクミンマリネ
ドライトマトの濃縮された旨味が名脇役。ふかしただけのかぼちゃに、香りと彩りを与えてくれます。すぐに作れるので、「あと一品ほしい!」なんてときにも重宝します。

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【材料】2人分
かぼちゃ…300g
ドライトマト…50g
ディル…適量
クミンシード…大さじ2/3
白ワインビネガー、白ワインビネガー…各大さじ1
粗挽き黒こしょう…少々
オリーブオイル…大さじ1と1/2

1.かぼちゃは種とワタを除いて食べやすい大きさに切り、皮をところどころむく。蒸気のたった蒸し器に入れて約8分蒸す。
2.クミンシードはフライパンに入れて中火にかけ、香りが出るまで乾煎りする。ドライトマトは粗く刻む(かたいタイプのものは、ぬるま湯につけて戻す)。
3.すり鉢にクミンシードを入れて軽くすり、ドライトマトを加えてすり合わせる。

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4.3に1を加えて混ぜ、白ワインビネガー、ナンプラーを回しかけてさっと混ぜる。

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5.オリーブオイルを回しかけ、粗く刻んだディルを添え、こしょうをふる。

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「クミンは乾煎りすると、より香り豊かに。白ワインビネガーとナンプラーできりっと味を引き締めて、かぼちゃの甘みを引き立てます。かぼちゃは時間がない日はレンチンでも」

前回の記事はこちらから(ささみと金柑のごま和え)

[PROFILE]
ワタナベマキ:料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ』(学研プラス)。
Instagramアカウントは@maki_watanabe

撮影/馬場わかな 文・構成/高田真莉絵

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