連載&レコメンド

【レシピ】気がつくと頼っている、私的常備菜①ワタナベマキさんの粒マスタード

Update : 2020.10.01
keyword:

キッチンに立ちたくない……そんなときに、あると嬉しいのが
かけるだけ&のせるだけで普段の料理を新鮮な味に変えてくれる万能常備菜です。
長年作り続けている食卓の相棒を、色々な人に聞いてみました。

料理家・ワタナベマキさんの場合

KD_007 のコピー

「数年前、自分のお店をやっていたときに販売していたもの。当時、粒マスタードが流行っていたこともあ り、自分好みのものが食べたいと思ったのがきっかけで作り始めました。マスタードシードにナンプラーと酢を混ぜるだけなうえ、分量も覚えやすい〝 1:1:2 〟なので、気軽に作れます。ナンプラーで塩けをつけることで、洋風のおかずだけでなくエスニック料理にも使えて、アレンジの幅が広がります」

粒マスタード
[ 材料 ](作りやすい分量)
マスタードシード… 45g
酢…90mℓ
ナンプラー… 50mℓ

[ 作り方 ]
すべての材料を入れて混ぜる。常に置き、1日に1回程度混ぜる。2 週間後から食べられる。※冷蔵室で約1週間保存可能。

\アレンジレシピ/
じゃがいものマスタードマリネ

KD_010 のコピー

[ 材料 ](作りやすい分量)
じゃがいも ……3個
セロリ……茎1/2本
塩  小さじ1/4
A パセリ(みじん切り)、アーモンド(粗みじん切り) …各適量、粒マスタード…大さじ2〜
オリーブオイル…大さじ1と1/2

[ 作り方 ]
1. じゃがいもはよく洗って皮付きのまま蒸し器で蒸す (または茹でる)。
粗熱がとれたら皮をむいてボウルに入 れ、フォークなどで粗くつぶす。
2. セロリは3mm幅の小口切りにして塩をまぶし、水けが 出てきたらぎゅっとしぼる。
3. 1に2、Aを加えて混ぜ、器に盛る。オリーブオイ ルを回しかける。

 

PROFILE
料理家。グラフィックデザイナーを経 て「サルビア給食室」として料理家の活 動をスタート。著書多数。最新刊は『まずは塩しましょう。無駄なくおいしく食べきる』(KADOKAWA)。

 

撮影/大森忠明 取材・文/高田真莉絵 構成/松本朋子

※2020年8月号の掲載記事より抜粋

 

NEW ENTRY

  • 2022.12.28

    「O2」大津光太郎さんの蒸すから自由でおいしい家中華⑥

  • 2022.12.22

    「O2」大津光太郎さんの蒸すから自由でおいしい家中華⑤

  • 2022.12.16

    秋の「界 松本」「手業」と「いい湯」をめぐる旅 Vol.2

  • 2022.12.16

    【Flower cycle Art】12月の花 かすみ草 /・・・

  • 2022.12.09

    【Flower cycle Art】12月の花 かすみ草/ ・・・

  • 2022.12.02

    【Flower cycle Art】 フラワーサイクリスト・・・・