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【Found MUJI】インテリアスタイリスト・岩﨑牧子さんが選ぶ名品3選

Update : 2019.10.23
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様々な国を歩き、唯一無二の世界観を作り出すインテリアスタイリストの岩﨑牧子さん。
彼女のフィルターを通すと、「Found MUJI」のアイテムにどんな化学変化が起こるのか。

今回は11月号本誌より、一部抜粋してご紹介します。

 

PROFILE
岩﨑牧子さん
インテリア&フードスタイリスト。雑誌・広告などのスタイリングも手掛ける。好きな色は〝曖昧カラー〟。自宅には器のお宝が山のようにあるらしい。

 

前回の記事(無印良品編)はこちら

 

 

1.ボデガ

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ボデガ
大・約500㎖ ¥590(税込) 中・約350㎖ 各¥500(税込) 小・約200㎖ 各490(税込)(すべてFound MUJI 青山)

「バスク地方のサン・セバスチャンのバルで使われている寸胴で薄手のグラス〝ボデガ〟。
チャコリ(微発泡の辛口白ワイン)のボトルを高い位置に構えて、空気を含ませるように注いで飲むためのグラスです。

3サイズあるので、ドリンクだけではなく、つまみやちょっとした料理を盛っても映えますよ。手頃な価格なので賑やかな集まりにも気軽に使え、バスク風の家庭的で楽しげな雰囲気づくりにもピッタリです」

スタッキングできるので収納場所をとらず、溢れるほど器のある岩﨑邸でも居場所アリ。〝ボデガ〟はスペイン語でワイナリーという意味。

 

 

2.コシャー箱

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コシャー箱
(右上から)薄型・A4サイズ¥1,200(税込) 薄型・A3サイズ¥1,600(税込) 大・縦開き各¥1,800(税込) 縦型¥1,800(税込)(すべてFound MUJI 青山)

「フランスの公的機関や公立の図書館などで、公文書を保管するのに使われているこのボックスは、箱好きの私のお気に入り。

墨黒の厚紙と紐がシンプルながら〝絵になる〟ので、リビングに置いてもしっくりきます。A3サイズには新聞も入りますし、縦型はカタログなどの出し入れがラクなので、数種類揃えて使っています。

厚紙をタッカーで留めただけの簡素なつくりで一つ一つ表情が違うので、ご自分で選ぶのをお勧めしたいですね」。

 

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「コシャー」とは、工場の創業者の名前。2代目を引き継いだコシャーさん。
様々な国から来た移民者たちを従業員として多く受け入れているそうです。
工場はパリ市街地のバスティーユ駅近く、下町の町工場といった雰囲気です。

 

 

3.ベジタブルブラシ

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ベジタブルブラシ
約14㎝ ¥1,500(税込)(Found MUJI 青山)

「キッチングッズこそ素材にこだわりたい。自然毛でできた木製ブラシは見た目だけではなく、プラスチックより手に馴染むのも気に入っています。毛の硬さも2種類なので、野菜によって使い分けができるのもいいですね」。

ドイツの福祉作業所「U・S・E」で、様々な障害のある職人によりつくられている木製ブラシ。植物繊維アガベをひとつひとつ丁寧に植毛して生産しています。

 

 

前回の記事(無印良品編)はこちら

 

今回ご紹介しきれなかった「無印良品」&「Found MUJI」の名品は11月号本誌にてお届けしております。
ぜひ本誌を手に取ってご覧ください!

 

撮影/長谷川 潤 スタイリング/岩﨑牧子 取材・文/加藤登紀子 構成/中山佳奈子

 

SHOP LIST
Found MUJI 青山 03-3407-4666

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