断然コーヒー派だった私ですが、最近、紅茶派に転身しました。息子も成長して自分の世界を持って忙しくなり、主人の仕事ぶりも相変わらずの忙しさで、自宅でひとりの時間が多くなり、家で過ごす時間を見直そうと思ったのがきっかけでした。紅茶は、味、香りなどその日の気分で飲みたい種類を選ぶ、カップ&ソーサーを選んで温める、ポットに茶葉を入れてお湯を注ぐ……など、飲むまでの間にいろんな要素があり、楽しいんです。蒸らす間の待ち時間もなんだかワクワクして。慌ただしく過ごしがちな毎日でも、こうした立ち止まる時間があると、気持ちも穏やかになり、頭も整理できるしリラックスして気分転換になるんです。
最近は、買い物に出ると、専門店を覗いたり、お茶コーナーに寄ったり、紅茶を選ぶことも楽しんでいます。パッケージで選ぶこともあれば、お店の人に相談して、新しい情報を収集します。また、あまり出番のなかったカップ&ソーサーも使うようになって、お気に入りを買い足し中。でも、必ず、紅茶の琥珀色がわかるように、内側が白いものを選びます。
この夏はどんなに暑くてもホットティーにして気持ちを落ち着かせ、冷房に当たり過ぎたカラダの冷え防止もできました。蜂蜜をたらしたりすると、また違った味が楽しめるので、最近のお気に入りです。先日、台湾に旅行したしたときも、一人用のポットを買ってきました。使い勝手がよくてすごく重宝しています。紅茶派になって、家で過ごす時間も充実して、家事もはかどっています。
(平栗雅代・51歳)