料理家・真藤舞衣子さんが、日々の生活で見つけた、
料理をより楽しく！　おいしい！ものにする“食材”を紹介する連載。
食材とそれを使って作るひと皿を真藤さん目線で伝えていきます。

Vol.１４
熟成ワインビネガー

国産のワインビネガーというとやはり山梨のものをよく使います。

今回、ご紹介するのがアサヤ食品株式会社の熟成ワインビネガー。
山梨県甲府盆地東部で栽培された甲州、デラウエア、シャインマスカット、シャルドネ、ロザリオビアンコ、甲斐路、マスカットベーリーA、巨峰、ピオーネ、メルロー、ロザリオロッソなど、なんと約１０種類ものぶどうを使用し、味わいや香りなどワインの良さをそのまま残して５年以上も熟成させたビネガーです。

酸っぱさはなく、香りもツンとこない。
フルーティで穏やかな酸味なので、お酢が苦手な方でも、美味しくいただけます。

無添加で造られているので、安心安全、ポリフェノールや酒石酸なども含まれており、コレステロールの抑制や抗酸化作用につながるとも言われているそう。
ぜひ、美味しく健康的な食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか？

このワインビネガー、白でも赤でもどちらでも美味しく料理に使えます。

まずは、ここでは簡単なドレッシングの作り方を。

熟成ワインビネガー大さじ１に対して、オリーブオイルや好みのオイルを大さじ２、塩は小さじ１、好みできび砂糖をほんのひとつまみ入れてホイッパーなどでよく乳化させるように混ぜたら、ドレッシングの出来上がり。ここにパルメザンチーズやブラックペッパー、スパイス、ハーブなど入れてアレンジしても。

こちらは紫白菜を生のままちぎってさきほどのドレッシングと削ったチーズで和えただけのさっぱりシャキシャキとコクのあるサラダ。白菜の芯が甘くて美味しいのです。

玉ねぎのみじん切りを加えたさきほどのビネガードレッシングと、
炙って一口大に切ったマグロをマリネして。
ミニトマトやうずらの卵、オリーブ、ケッパーをのせたひと皿。
辛いのが好みなら、青唐辛子を刻んだのを入れても。

炒めものにも使えます。
ごぼうやしらたき、ひじきを、みじん切りにしたにんにくとオリーブオイル、鷹の爪で炒め、熟成ワインビネガーと塩胡椒で味を調えたら、さっぱりもりもりと食べられる食物繊維豊富なホットサラダになります。

牛肉のすき煮にも少しだけワインビネガーを使うと味に奥行きが出て、減塩にもつながるので、ぜひ試してみてくださいね。

今回、この熟成ワインビネガーと山梨のワインが１本プレゼントされる
オンラインイベントが１２月１８日に開催されます。

イベント詳細はこちらから

熟成ワインビネガーを使ったオンラインクッキングと
来年公開予定の映画『シグナチャー』の主人公のモデルとなった安蔵光弘さんと一緒にトークショーも行いますので、ぜひみなさまご参加いただければ。

スケジュールでご都合悪い方でも、
アーカイブ配信がありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

アサヤ食品

https://www.asayafoods.com

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【PROFILE】
真藤舞衣子
カフェ「my-an」（山梨市）オーナー。料理教室主宰、レシピ開発ほかYBS山梨放送「てててTV」はじめTV、ラジオ出演も。著書に『からだが整う 発酵おつまみ』（立東舎）ほか多数。
Instagram：＠maikodeluxe