HERS à table

原宿GYREにて、「Life is beautiful : 衣・食植・住」展が開催されます

Update : 2021.11.02
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restaurant eatripthe littleshop of flowers、東京・表参道の同じ敷地で隣合わせに店を構え、20年という月日をともに歩んできた野村友里さんと壱岐ゆかりさん。
発売中のHERS秋号でもお二人は登場してくださっています。

さて、野村さんと壱岐さん。
料理と花、どちらもその本質を見つめれば、土という深いところでつながり合い、この生業において大切にすべきことは何なのかを互いに探究する旅を続けてきました。

食(植)物というを扱う日々の中で得た言語化できない感覚、その瞬間の連続を一冊の本にまとめた共著『tastyoflife』(20195月刊行・青幻舎)から3年。

 2人の探求は、あらゆる生物の循環をもたらす土へと向かい、その循環の一部となれるような技法を、今の時代なりの方法で編みだそうと歩みを進めているとのこと。 

その活動こそが、本展のタイトルでもある「Life is beautiful」です。
土の循環に暮らしがしっかりと寄り添っていたかつての衣食住から何を受けとり、どう生かし、次へとつないでいけばよいのだろう。

この探求の過程において道標となってくれている方々とともに、想像を羽ばたかせ、考えを深めていく場としての展覧会です。

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本展 「衣・食植」では、美術家で近世麻布研究所所長の吉田真一郎氏が、古来日本において特別な布であった大麻布を今に蘇らせるべく、現代の紡績・製織技術 のもと完成させたばかりの「麻世妙―majotae」にフォーカスしているそう。

循環型社会であった江戸時代。
「聖なる植物」として神事に欠かせな いものであり、人々の生活の中心にあった効能高い植物、「大麻、苧麻」。

土に育まれた大麻草の繊維を採り、積み、紡いだ糸で織り上げられた、知恵の結晶のような古い大麻布のコレクションに触れながら、これからの暮らしに生きる現代の大麻布「麻世妙―majotae」の可能性について紐解いた展示になっています。

 

 

【DATA】

Life is beautiful : 衣・食植・住
会期:2021  11 3  (水) 〜11 30  ( )
開場時間:11:00〜20:00
会場:GYRE
東京都渋谷区神宮前 5-10-1
☎︎03-3498-6990
主催:GYRE
展覧会企画:eatrip & the little shop of flowers
企画:野村友里、壱岐ゆかり
資料布ディレクション:吉田真一郎、渡部宏和(麻世妙チーム)
会場構成:中原崇志
エディトリアル:石田エリ
グラフィック:樋口裕馬
タイトルアートワーク:角田純
協力:水谷太郎、Cosmic Compost・WONDER FULL LIFE・HIRAO INC・PARK./SUTHERLAND

 

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