HERS編集部員がおすすめする一品を毎週ご紹介。
お酒好きからスイーツ好きまで、部員の個性も垣間見れるかも!?
なんだよ、一皿じゃないじゃん!
っていう突っ込みは覚悟しております。
でも、これで全てを察していただけると助かります。
九十九里ロケ後のランチの定番、『向島』さんに行ってきました。
焼きハマです。
私は学生時代を千葉で過ごしましたので、九十九里はよく行きました。
というより、海は外房しかありえなかった。
ゴールデンウィークで道は渋滞しておりましたが、無理を承知で。
皆さん、ご存じだと思いますが、貝類は夏は産卵のために味が落ちます。
だいたいは冬が旬。海水浴シーズンの蛤は匂いだけ楽しめばいいんです。
だから、この時期がギリギリなんですね。
地ハマ1kg/¥3,300を2つ。
中玉を頼みましたので、9×2=18個入っておりました。
蛤を焼いておりますと、そのうちに開きます。
だいたい身が上の貝に付いて開いてしまいますから、
どうしても裏返しにしてから焼き続けることになります。
どんなに上手に裏返しても、汁はこぼれる……。
「あれは海水だから、こぼれちゃっても味は変わらんの!」
っていうオッサンもいましたが、普通に考えれば出汁が出てるに決まってます。
このたび、仲居さんが教えてくれました。
「開いたら、汁を一旦、皿に取り置いて。
裏返したら、その上に汁を戻すと、ジューシーで味の濃い焼け具合になるのよ」
ですって。なるほど~、確かに。
ひと手間かかりますが、ぜひお試しください。
他人事なので、ホントいうとどうでもいいのですが、
みんな焼き過ぎな気がします。ホント、どうでもいいのですが。
それから、隠れた名品がいわし重。
鰯の竜田揚げが乗ったご飯です。えっ、イワシでこの値段(¥1,030)?
とも感じられますが、憎めない味です。アサリの味噌汁付きです。
ちなみに、お酒がないと生きていけない私が、ここに来るときは
ノンアルビールだけ!
焼き蛤、焼きサザエ(¥700×2)、鰹の刺身(¥850)を、
ビールジョッキを持つカミさんとともにシラフで食すわけです。
我ながらあっぱれ、自分を褒めてあげたい。
『向島』さん、御馳走様でした。
編集N