福田春美さんのブログ 日々是工藝

PROFILE

札幌出身。ブランディングディレクター。
ファッションディレクターとして活躍したのち、渡仏。
帰国後、ライフスタイル全般をブランディングするブランディングディレクターの活動を始める。
現在、ライフワークの一環で、地元・北海道の若いクリエイターや埋もれたクラフトなどに光を当てるべく、こまめに道東へ通う日々。

ブランディングディレクター福田春美さんの「とっておきの工藝品」

Update : 2019.08.15
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仕事はもちろんプライベートでも、出来る限り各地に足を運び、作り手さんとお話をしたり、時間を共有することを大切にしているそう。

毎日の暮らしを“良い日”にしてくれる、生活まわりの“工藝品”。

本誌では、福田さんが目利きならではの視点で、とっておきの「工藝品」を紹介。
ウェブでは、本誌で紹介した作家さんのプロフィールをお伝えしていきます。

HERS8月号「日々是工藝」内で紹介したたわしは、「内藤商店」。

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住所:京都市中京区三条大橋西詰
TEL :075-221-3018
営業時間:9:30〜19:30
休:1/1〜1/3、不定休

 

初めて訪れたのはもう15年以上前。いやもっと前だったような。

一時、毎月京都に行かせていただく時期がありました。

30歳になったばかり。料理を本格的にし始め、料理道具も集め出し始めた頃。

ここのブラシにひとめぼれして、初めて和の料理道具を手にしたんです。

実家が和道具だらけだった事もあり、抵抗があった時期もありましたが、
年齢的に和道具をすんなり受け入れられました。

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無農薬や有機の野菜を買い始めた時期でもあって、
皮ごと食べたかったので、このシュロのブラシの柔らかさが丁度よく、
皮を傷めることなく泥や汚れが取れて、
そこからこのシュロのブラシはうちの台所に欠かせない存在に。

その他にも仕事机の掃除ブラシや細長いポット用など、
家の中のいろいろな場所で使わせていただいております。

内藤商店のブラシが使い古いしても抜け辛いのは、職人の技だといいます。

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今回、三条大橋のたもとにある内藤商店さんにお伺いして、
女将さんにお話を聞かせていただきました。

〝創業何年になるんですか?〟と聞くと、
〝うちはまだそんなですよ、200年です……〟と。

京都の老舗の歴史の深さを垣間見た会話となりました。

江戸時代に入り込んだような店内と
美しい凛とした女将さんとの時間は、
京都の奥に一歩深く、触れられたような時間でした。

この空間、お道具たち、女将。
京都に来るたびに、訪れたくなる場所です。

福田春美
【プロフィール】
札幌出身。ブランディングディレクター。ファッションディレクターをして活躍したのち、渡仏。帰国後、ライフスタイル全般をブランディングするブランディングディレクターの活動を始める。現在、ライフワークの一環で、地元・北海道の若いクリエイターや埋もれたクラフトなどに光を当てるべく、こまめに道東へ通う日々。

 

文/福田春美  撮影/伊藤徹也 取材・コーディネート/柿本真希 構成/山田麻琴

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