7月末に赤坂の隠れ家インテリアサロンMIKAELLEでHERMAN MILLERとコラボで開かれた、“五感度” を遊ぶ会。
上質で素敵な家具に囲まれた空間で、出張料理人岸本恵理子さんのイタリア料理をいただくと、我が家のインテリアもこんな風にしたい!と新調したくなる気持ちがふつふつと沸き起こります。参加した読者さんも「ステキすぎる」と贅沢な空間と食事を楽しんでいました。どこを切り取っても絵になるインテリアと会の一部始終をレポートします。
インテリアサロンMIKAELLEは、1950年代を中心とした希少な北欧ヴィンテージ家具が計算されて設えられた空間。そこに1905年に創業し、多くのモダンな家具を世に送り出してきたHerman Miller社の椅子が配置され、この日特別なコラボレーションに。
Herman Miller社のイームズウッドシェルチェアとイームズワイヤーチェア。シンプルなフォルムながら存在感はさすが。座り心地も優しく、包み込んでくれます。
棚にある小物も北欧のもので厳選されたものたちです。
「実際の住空間に使う人の息遣いが感じられるようなインテリア。置かれているものは一点もので価値ある家具ですが、すごく身近に感じられホッとできます」と読者の清原さん。
サロンに流れるのは北欧のオーディオ・ヴィジュアルブランド“バング&オルフセン”のオーディオからの音楽です。ヴィンテージ家具にもしっくりなじみさらにクラスアップしてくれる上質さ。
しかも自分の好きな組み合わせで壁にかけられるオーディオが斬新。北欧ヴィンテージの温かみとマッチして、色合いも柔らかでホッとできるコーナーに。
「MIKAELLEは、オーナーの美意識で1点1点選ばれた北欧のアンティーク家具が、モダンな家具やオーディオと見事に調和している心地良い空間。家具を1つのブランドやテイストで揃えてしまうのはまとまりますが、どこかつまらない。でもこうした様々なテイストのものを上手に組合せている暮らしはとても楽しく、その人らしさが滲みでるので、こんなインテリアを取り入れたいと思いました」と読者の谷家さん。
出張料理人、岸本恵理子さんの作るイタリアンには舌の肥えた読者さんたちも一皿ごとに感動する様子が印象的。
「お店でいただくものとは一味も二味も違うものでした。イチジクの葉っぱに包まれたでき立てのチーズの青いフレッシュな香りや、旬の穴子のフリット、岸本さんが大好きだというリコリスのアイスクリームなど驚きがいっぱい!!」と谷家さん。清原さんは「お料理もお人柄も自然体なのがとても素敵。お料理は野趣にあふれ、実験的、挑戦的で、でも全てが上品で感動的なおいしさでした。料理に合わせて出されるオーガニックワインも贅沢でした」
ずっといたくなる心地いい空間と美味しい食事に、読者たちもまさに会の趣旨である五感を研ぎ澄まされるひと時を送っていました。
ヴィンテージ家具に興味がある方は、MIKAELLEのショールームでゆっくりご相談が可能です。
●主催:株式会社MIKAELLE
https://mikaelle-tokyoparis.com
●協力:
出張料理人 岸本恵理子さん
Herman Miller
https://www.hermanmiller.co.jp
K-Partners ( Audio&Visual / Bang&Olufsen )
http://kpartners.co.jp/index.html
撮影/蓮見 徹 取材・文/立花あゆ