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穏やかな海が気持ちいい!志摩観光ホテル~英虞湾の旅【前編】

Update : 2017.11.09
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昨年春にG7伊勢志摩サミットが行われた志摩観光ホテルのプレスツアーに参加しました。一度は行ってみたいと憧れていたホテルは、想像をはるかに上回る魅力が満載! 明るく開放的な空間は居心地がよく、温かなおもてなしを受けながら至福の美食が堪能できます。いつかは……なんて思わず、間違いなく今行くべきホテルです。

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賢島に建つ志摩観光ホテルは、昨年6月7日に伝統の「ザ クラッシック」、モダンな「ザ ベイスート」、そして開業当時の面影を色濃く残す「ザ クラブ(写真)」の3館が一体となり、よりラグジュアリーな滞在型リゾートホテルとしてリニューアルオープン。窓から広がる伊勢志摩国立公園のロケーションと、神々の『御食つ国(みけつくに)』に相応しい美食の数々が自慢です。

②7C5A1521
ホテルのエレベーターの手すりは、よく見ると真珠が詰まっています。100年以上前に御木本幸吉さんが真珠の養殖を始めた地にふさわしく、館内にはこの他にも真珠があしらわれたオブジェやインテリアがたくさん。女性は見るだけでテンションが上がります。

 

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2008年にオープンした「ザ ベイスート」は、その名の通り全室100㎡を超える贅沢なスイートルーム。今回は特別にサミットの時にフランス元大統領が宿泊したロイヤルスイートを見学しました。バスルームからも伊勢志摩国立公園の豊かな自然が一望できる贅沢な作りです。

 

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宿泊すれば無料で参加できる館内見学ツアーでは、ホテルの歴史や、伊勢志摩サミットの会場などを案内してもらえます。昭和を代表する建築家・村野藤吾さんが設計した「ザ クラブ」には、伊勢志摩サミットの開催を記念したギャラリーやサミットテーブルのほか、『白い巨塔』『華麗なる一族』など、数々の名作を生み出した作家・山崎豊子さんが愛用していた机や、昭和5年から昭和45年まで近鉄で使われていた標準時計(スイスのシーベルヘグナー社製作)などが展示されています。

 

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「ザ ベイスート」の屋上庭園からは、英虞湾の大小の島々や穏やかな入り江を一望。伊勢志摩サミットの際、各国首脳たちの集合写真が撮影された場所で、ツアー参加者と記念撮影!

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館内ツアーのほかにも、ホテル内で楽しめるイベントが充実しています。この日は、伊勢のヒノキを削って、磨いて作る「おさじ作り」を体験。黙々と作業する時間は無心になり、自分だけのオリジナルの作品ができたときの喜びはひとしおです。教えて下さる先生方の穏やかで温かい人柄にも癒されました。尾鷲ヒノキで作るビスケットネックレス作りも体験できます。

 

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今回は特別に<ホテル発・英虞湾クルーズ>を一足先に体験。小さな島々の間をくぐりぬけ、英虞湾の歴史や文化を学びながらの絶景遊覧は、気分爽快!大自然に囲まれた湾から眺める夕陽の美しさも感動もの。この日はたまたま満月の前夜ということもあり、湾を照らす月明りも幻想的でした。

 

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すっかり日も沈み、お待ちかねのディナーは「ザ ベイスート」5Fにあるフレンチレストラン【ラ・メール】へ。伊勢志摩の豊かな食材を厳選し、生産者の顔が見える料理の数々は、目にも鮮やかで「志摩観光ホテルといえば料理!」という期待を裏切りません。奥深い味わいを作り出すダブルブイヨンにこだわり、すべての料理に手間をかけているのが伝わってきます。とくに伝統の鮑のステーキは、絶品! 今まで食べたことのない香ばしさと柔らかな食感が忘れられません。
(おまかせコース:デギュスタシオン \29,800)

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総料理長は、G7伊勢志摩サミットのワーキング・ディナーを担当した樋口宏江さん。とてもチャーミングな女性が世界の一大イベントのお料理を担当されていたことに感動しちゃいました。

 

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贅沢なディナーの後は、星空観察会に参加。【ザ クラブ】のウッドデッキに出て空を見上げると、都会では見られない満天の星! 今年9月に日本経済新聞の星降る宿のランキングで第5位に選ばれたというのも納得です。星のことを知らなくても“星のソムリエ○R”が解説してくれるので、まさに生プラネタリウムのよう。初めて望遠鏡で見る星や月に、思わず「うわー」と叫んじゃいました。

 

【後編】に続きます!

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