日本では、だいぶ久しぶりの表紙となった、ジェーン・バーキン。
日本好きとも知られている彼女のバッグ(もちろんエルメスのバーキン)には、たくさんの数珠やお守りがついています。(本誌で確認を!)
ちなみに取材中、ジェーンが飲んでいたお茶は、ほうじ茶。
彼女が最近読んだ本は、村上春樹の『騎士団長殺し』。
そして、
日本から持って行った手土産は、
山王日枝神社の「まさるくん」お守り
(魔が去る=猿、という意味があるそう)
と、
一保堂茶舗の日本茶。
(その場でバッグにつけてくれたのには、感動……!)
さて、そんなジェーンとの取材場所は、
お気に入りだと言う、左岸のサン・シュルピス教会すぐそばのホテル。
サービス精神旺盛で
娘たちの話、
ジェーンのお母さんの話、
そして最愛の彼、セルジュ・ゲンスブールとデニムの話。
時間いっぱいになるまでたくさんの話をしてくれました。
(本誌でチェックしてくださいね!)
寒空の中でしたが、なんとか無事に取材終了。
インタビュー録音を聴き直すと……
グーグーグーグーグーグー。
愛犬ドリーのいびきがとにかく大きい!(笑)
(安心してください、ちゃんとジェーンの言葉は聞き取れています)
30kgもあるというドリー。
リードがなくても常にジェーンのそばから離れません。
そうです。
表紙にベターッと座り込んでいるあの大きな犬が、ドリーです。
実はあのカット、
「ドリー、入って!こっちにおいで!」
と、言うまでもなく
ノシノシと撮影中の彼女のもとへと近づき、
ベターッと座って、グーグー…座るや否やさっそく居眠り。(笑)
とにかく、わかっていらっしゃる!
毎度、やけに良いポジションに座ってくれる(眠ってくれる)んです。
名俳優ドリー、ここにあり。でした。
(撮影場所からまたホテルに戻る際、誰よりも歩くのが遅いのもこれまたドリー。)
誰に対しても近寄ってシッポを振る、スタッフみんなから愛されている人気者。
撮影現場は終始和やかなものでした。
ただ、ちょっと太り過ぎ?
「気をつけてね」と、
心の中で言いながら
撫で撫で(太くて通じないので、みんな軽く叩きながら)して、
さようならしました。
表紙撮影、影の引き立て役は名優ドリーなのでした。
最高の寝顔をありがとう!
(編集 松本)