HERS編集部員がおすすめする一品を毎週ご紹介。
お酒好きからスイーツ好きまで、部員の個性も垣間見れるかも!?
トウモロコシの美味しい季節です。
小麦やお米と並び、世界3大穀物のひとつであるトウモロコシですが、日本ではシンプルにそのまま茹でる食べ方が好まれていますね。
でも知っていましたか?
採れたての新鮮なトウモロコシの場合は、茹でるよりも蒸して食べたほうが美味しいんです。フライパンや鍋に水を張って、トウモロコシを入れてから蓋をして蒸します。そうすることで甘みが封じ込められて、ぐっと美味しくなるんです。
お店でいただくトウモロコシでは、揚げトウモロコシが人気ですよね。こちら↓は東京・代々木上原に最近オープンした中国料理店(m)の揚げトウモロコシ。大粒の実が一粒ずつ丁寧に揚げられていて、噛むとジュワーッと中からトウモロコシ汁が溢れます。
そのジューシーな味わいに感動し、自宅でトウモロコシを揚げてみました↓。
入手したトウモロコシ(というか小生が自分で栽培して収穫したトウモロコシ)の実が小粒だったので、一粒ずつパラパラしてしまうのは食べづらい……。そこで、エゴマの葉の上にトウモロコシを乗せて一緒に油の中へ。そうすればこのようにトウモロコシが集合したまま揚がります。もちろん、エゴマの代わりに大葉でもいいでしょうね。
また、小生の場合、このように↓、シンプルに醤油炒めにして、紅生姜を添えて食べるのも好きです。あえて名付けるなら「トウモロコシのチャーハン風」。
そして、トウモロコシのいろいろな食べ方を語るうえで欠かせないのが、イタリアのヴェネト州で特に好まれているポレンタです↓。
トウモロコシを挽いたポレンタ粉(コーンミールやコーングリッツでもOK)さえあれば、ポレンタは自宅の炊飯器で簡単に作れます。
そのあたりの話は、現在発売中のHERS book『ちょっとオタクなイタリア料理』(著・パンツェッタ貴久子)に詳しく出ていますので、ぜひご覧ください!
ご主人のパンツェッタ・ジローラモさんはもちろん、落合務さん、鈴木弥平さんといった重鎮シェフたちもお勧めするレシピ本です。とはいっても、レシピ以外のネタも満載なので、料理好きでなくとも十分に楽しめます。8月10日現在、Amazonランキングではクッキング・レシピ部門の総合で84位。イタリアンでは6位。その他の西洋料理では2位です。
小生も自宅でポレンタを作るべく、まずはトウモロコシの粉から作ろうかと……。収穫したトウモロコシで食べきれなくなったものをベランダに干しています。鳥に食べられたり、埃が付かないように、台所用の抗菌排水ネットで吊るしています。干しきれたら、石臼で挽けばポレンタ粉の出来上がり……のはず。あれ? 石臼なんてうちにあったかな……。代わりにコーヒーミルで挽いてみようかな?
編集 TK48YO