冬の着こなしを華やかにするストールやスカーフの巻き物。
ベーシックカラーのファッションが好きな人でも、このアイテムだけは色鮮やかに楽しむことができる優れもの。孝美さんも相当の巻き物フリーク。彼女らしさが光る選び方やアレンジを聞きました。
大きく使うキレイ色効果でシンプル服のイメージを一新して
松本孝美さん
本誌をはじめ、ファツション誌で活躍。感性が織りなす美しさと自然体で楽しむライフスタイルは、私たちの憧れの的。インスタグラムのアカウントは
@t_mimi1414
キレイ色に開眼するきっかけになったのがこのピンクのストール。ベルギーのブランド、アンドゥムルメステールのもの。モノトーンのイメージが多いブランドですが、効かせ色として出されたこのピンクは青みがかっていて、自分の肌との馴染みがいいところがとても使いやすい。
顔周りがぱっと明るくなるキレイなピンクではつらつと
<写真>薄手でコシがあるので首にクルクルッと巻くのも簡単。顔周りにキレイ色があると顔色が明るく見えます。アウターにもインナーにも、どちらにも合う色を選んでいます。
大人の顔色を明るく見せてくれるキレイ色に開眼
一年を通して愛用しているストールやスカーフですが、寒さの厳しいこの時季から春先まではいつにも増してなくてはならない存在です。元々モノトーンやネイビーなどの服が多いので、それに合わせてストールも地味色を選んでいたのですが、ある時ふっと選んだピンクが顔周りを華やかに見せてくれることに気づいたんです。着物を着るようになったこともあって色ものに開眼。派手色と言うよりキレイ色で服とのトーンが合っているとしっくり馴染むんですね。色と同じようにエルメスのスカーフも、シルクならではの肉厚な張りとツヤで顔色をぱっと明るく見せてくれるんです。若い頃にはそのよさがわからなかったんですが、今ではそのすごさを実感しています(笑)。キレイ色のスカーフはそれ以外にも風呂敷代わりにしたり、バッグにしたりと使い方もいろいろ。暖かく活用しています。
ヘビロテ時期にはすぐに使えるようにハンガーにかけて。
<写真>シーズンオフは大きめの透明のファスナー付き整理バッグに畳んで収納していますが今の時期はすぐに使えるようにシワを伸ばした状態でクローゼットにかけています。一目瞭然だから選びやすい。
撮影/須藤敬一 モデル/松本孝美 ヘア&メーク/小澤美和 取材・文/志摩有子 構成/中山佳奈子
※掲載中の情報は、2019年2月号掲載時のものです。