アートは美術館で見るだけのものではありません。街を見回してみると、ショーウィンドウから洋服、レストラン、ホテルにもいろいろなアートが。私たちの日常はアートに溢れています。
エルメスのウィンドウが銀座の街を彩ります
<写真>Pip & Pop 「Inside a Rainbow」2018
現在、銀座メゾンエルメスにて展示されているウィンドウ。世界中のかわいいものから影響を受けて作品を制作する、オーストラリア出身のアーティスト、タニヤ・シュルツが、カラフルな石が様々に並ぶ夢のような空間を表現。7月1日まで。
アート×ショーウィンドウ
銀座メゾンエルメスのウィンドウはアーティストやデザイナーが手がける2カ月ごとのアート空間。グランメゾンと街をつないでいます。
<写真>吉岡徳仁「吐息」2009
デザイナー吉岡徳仁が手がけたディスプレイ。女優・木村多江の吐息でエルメスのスカーフが揺れるサマが印象的。
<写真>レイラ・マンシャリ「fluorescent outline of a city」2001
パリのウィンドウを手がけていたレイラ・マンシャリによる、「銀座メゾンエルメス」オープンを飾ったウィンドウ。
<写真>中村至男「エルメスのある部屋」2017
年間テーマ「オブジェに宿るもの」から、アートディレクター中村至男が担当。
<写真>小田康平「旅の途中」2016
サボテンを専門とする植物家・小田康平らしく、サボテンの持つ自然の美しさとエルメスの製品を共存させたもの。
(c)Satoshi Asakawa/Courtesy of Hermes Japon
撮影/永禮賢 取材・文/西川里枝 構成/松本朋子
※掲載中の情報は、2018年7月号掲載時のものです。