すっかりマンネリ化したベーシックカラーの下半身、
とはいえボトムスに色を取り入れるのは勇気がいるもの。
でも色や形を厳選すればリッチな雰囲気に。
流行っているからカラーパンツを穿くわけではなく、
大人こそ一本は持っている価値のあるものを集めました。
リッチに仕上がるのは
くすみ系のこの3色
★マスタードイエロー <注目のイエローは微妙な色味を厳選して>
黄色のパンツなんて、と思うかもしれませんが、くすんだマスタードイエローなら上品で落ち着いた華やかさが出ます。一方でパステル系の淡いイエローでは途端に安っぽくなるので注意。
★ボルドー <茶にも赤にも寄らない深みがどんなトップスも受け止める>
今年は色鮮やかな赤も支持されていますが、日常で穿くのには印象的すぎてしまう。ピンクやパープルも手持ち服と合わせづらい。超万能カラーのボルドーがお勧めです。
★ダークグリーン <カジュアルさを引いた色合いでカッコよく>
カーキ色の持つカジュアルさ、あるいは夏に目にした鮮やかな緑より、深みのある緑はその人の持つカッコよさを引き出してくれます。ダークな冬服とも相性がよいカラー。
〈右〉下腹部をしっかりとホールドします。ガウチョパンツ¥18,000(イプセ)〈中央〉まっすぐな脚を演出するストレート。パンツ¥23,000(DES PRÉS /DES PRÉS 丸の内店)〈左〉ハイウエストのベルテッドが美脚効果。パンツ¥25,000(エストネーション)
撮影/西原秀岳〈TENT〉 スタイリング/大野千歩 取材・文/金沢由紀子 構成/中台麻理恵