おいしい!が日々の活力 今週の一皿

HERS編集部員がおすすめする一品を毎週ご紹介。
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干大根と羊スペアリブの鍋

Update : 2015.12.28
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【干大根と羊スペアリブの鍋】

2015年の11月号、12月号では2号にわたって『女子だってスコットランド』というページに取り組みました。そして、そのページに携わったスタッフの打ち上げ 兼 忘年会が今月中旬に行われました。

スコットランドといえば、原生種に近いチェビオット種の羊の毛を使ってツイード川流域で作られるツイード素材、そして料理ではロシアのプーチン大統領に「あんなものを食べている人々は信用できない」と言わしめた”ハギス”(羊の内臓をミンチして詰めたソーセージ的な料理。シングルモルトのつまみには最高に合う!)。つまり、とにかく「羊愛」に満ちた国なのです。あ、昨年の投票で独立には失敗したので、国といってはいけないのかな。エリザベスが怒っちゃうかな?

そんなわけで、打ち上げはスコットランド料理屋で! と行きたいところだったのですが、さすがのTOKYOにもなかなかそこまでの店はなく、結局、現場の担当編集女史・Yが選んだのは羊肉の鍋料理でした。しかも、乳張る、いや間違えた、満州はチチハルの鉄鍋料理。「干大根と羊スペアリブの鍋」。これはウマかった!

小生、北海道出身なので、羊の肉は子供の頃から大好きですが、ジンギスカンをはじめ、マトンやラムなどの羊肉に合わせる野菜は大体、玉ねぎでした。お互いの強い匂いが相殺し合う素材の組み合わせです。しかし、「干大根と羊スペアリブの鍋」はもっと大人な素材の関係。本来はいい苦味を主張するはずの大根が、まるで母親のように羊肉のくさみを見事に吸収します。羊はくさければくさいほど好きという人には、むしろ物足りないぐらいまろやかな味へと昇華しています。そして羊肉がとってもやーらかい!

フランス料理なら羊肉といえば赤ワインですが、ここでは白ワインで全然OK。それぐらい優しい味です。隣のテーブルで某グルメ雑誌の『d誌』が美人グルメライター(⁉︎)と食事していましたが、そちらのテーブルでもやはり白ワインを嗜んでおられました。

湯島に年末オープンした店。神田のガード下にある華北料理の店の支店です。

編集女史・Yの店の選びに脱帽。

編集TK47YO

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