HERS編集部員がおすすめする一品を毎週ご紹介。
お酒好きからスイーツ好きまで、部員の個性も垣間見れるかも!?
2016年は美味しい料理をたくさんいただきましたが、
年が明けた今、個人的にそれらを振り返ってみました。
「去年は、何がいちばん美味しかったか?」と。
しかし、どれだけお腹が空いているか、体の調子はどうか、前日に何を食べたか、など、その時々の状況によって美味しさの基準や感覚は変わるもの。
なので、美味しさに順位をつけるのは無理! という結論に。
でも、「美味しくて、いちばん印象的だった料理は?」という質問なら、小生なりの答えが出ます。
それは、11月末に麻布十番の【リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ】でいただいた料理の数々。
この日は、LAのビバリーヒルズの名店【Spago】からシェフのTETSU YAHAGI氏が来日し、【リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ】の武田健志シェフとコラボレーションしました。
つまり通常の料理とは違う特別メニューのオンパレード!
まずはパン。
右のサイコロ型のパンは武田シェフによるブリオッシュ。左のパンはYAHAGIシェフがわざわざカリフォルニアから酵母を持ってきて作った蕎麦粉入りのパン。右下の丸い容器に入っているのはバターと豆腐とオリーブオイルを和えたものです。
そして、美しさに目を奪われたのがこちらの料理。
パテのように底に丸く敷かれているのは焼き茄子。その上には北海道・根室産の炙り秋刀魚(よく見えなくてゴメンなさい)、さらにその上に白っぽく盛られているのが白木耳(シロキクラゲ)のピクルスです。赤紫蘇、青紫蘇の風味がとっても優しい味でした。
彩りの美しさにモチベーションが上がりながら待ち構えていたところ、次の皿が出てきました。
おっ……。
黒っぽい紫のパリパリの葉っぱが載っている……。
葉っぱを剝がしてみました。
手前のコロンとしたものは野菜とワイルドライスのブーダンノワール。その奥には脂の乗った鮟鱇が鮟肝をちょこんと載せて佇みます。ソースはカリフラワーソース。パリパリの葉は赤キャベツでした。
サプライズは続きます。
編集 TK48YO
【リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ】
東京都港区麻布十番2-7-14 1F
【Spago】
*その2は1/21(土)正午にアップ予定!