連載&レコメンド

HERSエンゲイブ 「美味しくてからだにいい雑草」VOL.1

Update : 2018.08.16
keyword:

小生、HERSエンゲイブの園芸担当・川原田です。
東京の西の方で、農園を借りて野菜を作ったり、                       ベランダで盆栽やハーブを育てたりしています。

エンゲイブDEBUT!の記事としては、
本当は、収穫した野菜のみずみずしい様子をお見せできればいいのでしょうが、
なにぶん今年の夏は暑さと日照りが厳しくて収穫はいまひとつ……。

そんななか、作っている野菜とは別のことでちょっとした発見があり、
それをHERS-webの担当・松本女史に話したところ「ぜひそのネタで!」とのことだったので、
初回の記事はこの話にしました……。

どんな発見かというと、「美味しくてからだにいい雑草」のことです。

その雑草の名は「スベリヒユ」。こちらです。
image1

農地だけでなく、公園や空き地、校庭、街路樹の周りetc.……日本全国どこにでも生えているので、 見たことがある人も多いと思います。

小生が借りている畑Bでは、ここに生えていました。

Inkedimage1 (1)_LI

このスベリヒユの特性は、暑さと乾燥に強いこと。
それだけに今年の夏はとても元気に育っています。
除草の際も、
根っこから引っこ抜かないとまたどんどん生えてきます。

小生、野菜作りを初めて約15年ですが、
とにかく夏の雑草狩りが嫌いで嫌いで……。
もともと学生時代から文科系なので足腰の強さにも自信がなく、
梅雨から夏にかけて、ぼーぼーに茂る雑草はずっと悩みの種でした。
かといって、除草剤は使いたくない……。
そうなると考えることは“雑草と共存する野菜作り”です。
てなわけで、最近、ある園芸雑誌の「雑草特集」を読んでみたところ、
山形県では伝統的にスベリヒユが食べられているというではありませんか!
山形といえば、日本海の海の幸、米沢牛をはじめとするお肉、
「つや姫」などのお米、うるいなどの伝統野菜、日本酒、芋煮……など、
何を食べても美味しいところだと個人的には思っています。
生まれ変わるとしたら山形に生まれたいぐらいです。

そんな野菜作りの敵も、
実は美味しい野草だったということをこの夏に知りました!

 

IMG_2118

基本的に野性派(文科系だけど……)の小生は
「採れたての野菜は生で食べるのが美味しい」が信条。
枝豆やトウモロコシ、ピーマンも、採れたてなら生で食べるのが好きです。
スベリヒユも生でつまんでみましたが、全然OKでした。

ただ、食べたこともない雑草を、いきなし生で食べるのは抵抗がある方は多いと思います。
野草ですから天ぷらにして食べるのも美味しいようですが、
天ぷらって、ちょっと面倒くさいですよね。

調理篇は、vol.2へ

NEW ENTRY

  • 2022.10.12

    京都の食リストを整えなおす

  • 2022.10.12

    京都から持ち帰る、インテリアのヒント

  • 2022.10.12

    「京都の時間」をともに過ごしたいバッグ

  • 2022.10.12

    HERS秋号の特集は、「京都の時間」

  • 2022.07.18

    HERS×NORD CADRE コラボウェア「気楽に、気軽に・・・

  • 2022.07.12

    細川亜衣さん、いつもの食材を新たな視点で