発売中のHERS9月号では「レマン湖は女を惹きつける」(P.116~)というページがあります。
ローザンヌ、モルジュ、ヴヴェイ、モントルーといった湖畔の街は、あのココ・シャネルやオードリー・ヘプバーン、その他多くのセレブたちが時を過ごしました。そんな豊かなレマン湖北岸の様子をたっぷりと取材していますので、ぜひご覧ください。一方ここでは、誌面で紹介できなかったレマン湖畔の可愛い動物たち、美しい植物たちを紹介します。
まずは、のんびりと牧草を食むモーモーさんたち。
全くノーストレスなご様子。この牛のミルクがきっと美味しいチーズになって、フォンデュになるのでしょう。
人やクルマを気にすることなく、砂利道を堂々と歩く鴨。余裕綽々。
街にいる鳩はちょっとふくよかな出で立ち。やはり美味しいものをたくさん食べているのかしら?
世界遺産のワイナリーにいる犬たちは日陰でマッタリ……。
それに比べて、街の黒猫はしっぽを伸ばしてキリっとしています。
と思ったら、やっぱり黒猫もマッタリ……。
むしろ、こっちのほうがマッタリ度高め。
犬も猫も気持ちよすぎてダラダラしてるので、次いきまーす。植物編!
水が豊かなのはもちろんですが、スイスの中でもレマン湖畔は気候に恵まれた場所なので、木々や花々も実に生き生きとしています。
世界遺産のワイナリーのブドウは、はち切れんばかり!
オーベルジュの畑から。やっぱりスイスは“スイスチャード”です!
同じく、オーベルジュの畑から。ラベンダーの右にはキャベツ(の仲間)、手前にはセロリが植えられています。こんなに綺麗な様子だと、畑というよりは寄せ植えガーデンですね。収穫するのがもったいない……。
花々もさりげなくて素敵なものが多いです。ボリジやカモミール、エーデルワイス and more.
取材時には撮影できませんでしたが、この地では4月末~6月初旬には“ナルシス”というスイセン属の花が咲きます。群生地では真っ白な花が一面に咲き誇り、まるで雪原のように見えるとか。しかも、この“ナルシス”は「ナルシスト」の語源になったと言われています。それぐらい美しい花なのでしょうね。うーん、見られなくてちょっと残念!
最後に番外編を。
レマン湖畔にある銅像をどうぞう。
まずは、チャールズ・チャップリン。
チャップリンは晩年この地に住んでいました。9月号の本誌で紹介している『チャップリン・ワールド』は、レマン湖に行ったらぜひ訪れてほしい場所です!
そして、こちらクィーンのフレディ・マーキュリー像。
レマン湖畔にあるモントルーの街は、昔から音楽フェスティバルが開かれていたり、有名なレコーディングスタジオがあり、レジェンドなミュージシャンたちには、実は身近な街なのです。
HERS9月号の記事もぜひご覧ください!
撮影/吉澤健太 取材/齊藤素子 文/川原田朝雄 取材協力/スイス政府観光局 スイス インターナショナル エアラインズ、スイストラベルシステム